2014年4月23日水曜日

時間という概念

つまるところ、今の自分を構成しているものは、これまでの人生の時間を何に費やしたのかという、結果なのだと思う。


いや、いきなり何の話なのか・・・。


今の仕事はとっても楽だ。

身体的な疲労はほとんどない。
精神的な疲労がないわけではないが、これまで自分がしてきた仕事に比べれば無いに等しい。
Webサイトのわずかな更新作業と、たまに架かってくる電話を取るだけだ。
 この仕事内容でこの給料ならなんの文句もつけようがない。


しかしだ。



作業があまりに少なく、ボーッとしている時間が非常に多い。




モイーズ解任。後任についての考察。

デビットモイーズがついに解任された。

このブログをしばらく放置していたが、このあまりにセンセーショナルな出来事を何かの形にしたいと思って、ほぼ一年ぶりぐらいに投稿する。

Facebookに投稿することも考えたが、そんなに友達もいないし、「俺ってサッカーのことこんなに考えてるんだぜぇ!!」ということをひけらかすのもアホらしかったが、Webに公開したいという妙な功名心とでも言うのか、自己顕示欲とでも言うのか、まぁこんな過疎ブログになら誰にも迷惑かけないと思うので、次の監督についていろいろ勝手に考察してみたい。

昨年、サー・アレックス退任のニュースに大いにびっくりして、そのあとの監督がグアルディオラかモウリーニョかなんて話もあって非常にワクワクしたものだが、モイーズと聞いたときには「は?」と思わず口からでてしまった。


ペップは?モウリーニョは?


まぁ、エヴァートンを7シーズンぐらい率いて中位をキープしているイメージもあったのでそんなに大コケしないだろう、何よりサーアレックスのあとなので、優勝できないまでも、CLの出場権さえとれればいいよという暖かいめで見ることにしたが、あまりのクソっぷりにがっかりしたものだ。

さて、すっかり泥船となってしまったわれらがマンチェスターユナイテッドの次期監督だが、おっさんが勝手に考察していきたい。



■ ユルゲン・クロップ
現在のドルトムントの監督で、香川在籍時からの恩師。近年のドルトムントの勢いには目を見張るものが有り、この人の力が大いに影響していることは間違いない。バルセロナからのオファーもあるらしく、ここ最近の監督移籍市場では一番の注目銘柄。おっさんとしても、ユナイテッドファンからしても、次の監督としてのファーストチョイスはこの人である。長期に任せられる=年齢若い人物になってくる。ドルトムントでの実績には文句のつけようもないし、香川の事をよく理解しているので、日本人ユナイテッドファンとしては香川を上手に使ってくれるだろうというのもある。が、モイーズ解任のあと、すぐさま移籍の話を否定するコメントを出しているので、ちょっと難しそう・・・。とはいえ、モイーズもユナイテッドに来た時はバリバリのエヴァートンの監督だったし、今季は移籍に大量の資金も用意していると聞く。サポーターの来て欲しいという気持ちと、本人の気持ちとのせめぎ合いだが、来季CLに出られないチームに果たして絶好調の監督が来てくれるだろうか・・・。

■ルイ・ファンハール
現オランダ代表監督。バルセロナやバイエルンなどのビッグクラブの監督を歴任した実績者。正直この人が一番現実的かな~・・・。ビッグクラブの監督経験はあっても、バルサの時もバイエルンの時もこのひとがダメにして、そのあとの監督が立て直したイメージが強いんだよなぁ・・・。年齢も60歳超えてるみたいなので、長期政権も難しいだろう。とはいえ、 モイーズに比べれば明らかな実績のある人物だし、そんなにひどいことにはならないと思うし、何より本人がやりたがっているという話もある。まぁ、モイーズ以下の監督を連れてくることが既に難しいとは思うけど。

■ライアン・ギグス
われらがマンチェスターユナイテッドの生ける伝説・レジェンドプレイヤー。もうシーズン途中でもよかったからとりあえずギグスに変われよ!おまえ(モイーズ)よりもましだから!と何度思ったことか。とりあえず、今シーズンの残り4試合はギグスが暫定監督として指揮するみたいだが、来季はどうだろうな・・・。正直、監督としてはモイーズ以上に実績がない(なにせ現役なのだから)わけだから、劇的な結果を求めるの少々酷な気もする。それ以上に、ここまでユナイテッドに貢献してきた伝説の男ライアンギグスが、いきなり監督をやらされて結果が出ずに無様な姿を晒すところは見たくないという気持ちもある。2部リーグの監督とか、ユナイテッドの下部組織や2軍の監督、それこそ故国ウェールズの代表監督でもやってから、ユナイテッドの監督として帰ってきてもらっても遅くはない。選手としては高齢でも監督としてならバリバリの若手になるのだから。ハンパに監督をやってキャリアの晩年を汚すようなことはやめてほしいなぁ、とも思う。

■ジョセップ・グアルディオラ
来るわけがない。

■ジョゼ・モウリーニョ
来るわけがない。

ん~、あとは誰だろうなぁ・・・。

■カルロ・アンチェロッティ・・・マドリーの調子悪くないもんな。ないな。

■フース・ヒディング・・・いま何やってるんだっけ?有名だけど、2002年のW杯で韓国準決勝以外で実績あったっけ・・・?

■ファビオ・カペッロ・・・イングランド代表やめたあとなにやってんのかな?嫌いじゃないんだけどな。でも、イングランド代表やめたら引退するって言ってなかったけ?爺さんだしな・・・。

■ラファエル・ベニテス・・・実績はあるけど、どのチームとももれなくフロント陣と揉めるイメージがあるんだよな。つーかナポリの調子がいいのか。ん~こないだろうな。



いや、これキリがないわwwwwwwww




我々サポーターはユナイテッドの決断をまち、それを受け入れる以外にはないのだから、おとなしく待つ以外にないわけか・・・。

たのむから、頼むからがっかりさせないでくれ・・・。

2013年7月25日木曜日

一人映画 風立ちぬ

今年の2月頃だろうか。

何を思い立ったのか急に一人で映画を見に行く決心をした。



それまで一人で映画を見に行くことは、私にとって非常に高いハードルと思い込んでいたのだが、エヴァンゲリオン新劇場版が何故かどうしても見たくなり、当時まもなく公開されるガンダムユニコーンの第6話も見てやろうと。

そしていざ一人で映画を見に行って見ればなんのことはない。一人で来ているおっさんの多いこと多いこと。

いままで一緒に行く人がいないからと言って見られなかった映画がたくさんあったが、一人映画は何もおかしくないことが判明したので、これからは一人でどんどん映画を見に行こう、そう決心した2013年の2月だった。

これまで一人で観た映画は

・新世紀エヴァンゲリオン 新劇場版:Q
・機動戦士ガンダムUC ep6
・アイアンマン3
・G.I.ジョー2
・攻殻機動隊 ARISE
・ワイルドスピード ユーロミッション


あれ・・・?なんかもっとたくさん見た気がするけど、改めて箇条書きにしてみるとたいしたことないな・・・。まぁでも、これからは一人映画を趣味としてどんどん見ていこうと思う。

そう、そして、本編が始まる前の予告編にもどんどん乗せられて影響されていこうとも思う。

そのなかで、予告編の時から気になっていたのが、今回のタイトルにもなっている『風立ちぬ』だ。



そういえばジブリ映画を見に行ったのは、高校生の時にもののけ姫を友人たちと自転車に乗っていった覚えがある。短い高校生生活の中の数少ない思い出だ。

ジブリファンは概ねガンダムとかエヴァンゲリオンを叩く風潮がある。まぁ、 『叩く』行為をする輩というのは総じてその作品を見ていないことが多いのだけれど。
 しかし、私の知る限り、ガンダムファンでジブリ作品を叩く人間はいない、自分を含め。理由は単純、面白いから。

ただ、ジブリ作品のすごいと思うところは、非常に高いレベルでの『万人受け』をなし得るところだと、個人的には思っている。

子供向け、ファミリー向けの作品は多いけれども、決して子供やファミリーに対して迎合しないところだ。

おっさんは仮面ライダーがすごく好きだが、今に限らず、1号ライダーから仮面ライダーウィザードまで、結局は子供向けなので、そのストーリーのほとんどは子供騙しと言わざるを得ない内容で、おもちゃを売りたい大人の意思が透けて見えているのが萎えるところではあるが、となりのトトロは30過ぎた今であっても面白いと思うし、崖の上のポニョ(みてないけど)も面白いのだろう。

とはいえ、この『風立ちぬ』に関して言えば、子供がみて面白いと思うかどうかは、おっさんには判断できない。内容は少々難解だったような気はする。


事前に得ていた情報で、堀越次郎というかの名機『零戦』設計者の半生の物語とのことだ。
折しもつい先日、見たかったけど恥ずかしくて行けなかった『連合艦隊司令 山本五十六』をレンタルでやっと見終えたところだった。実をいうと、この風立ちぬは当初見るつもりはなかったのだけれど、零戦設計者の半生と聞いて興味を持ち、見事鑑賞リストに加わったのだった。

しかし、世界的に著名な宮崎駿が、大日本帝国の象徴とも言える零戦の設計者をテーマにするのは大丈夫なのかと少し心配になったぐらいだ。政権が民主党から自民党に変わって、そこまで国政に詳しくはないものの右傾化はしてる雰囲気ぐらいは感じているし、C国やK国との歴史認識が云々いわれているなかで、8月15日以前の7月下旬に公開。例年このぐらいの夏休みの時期になると、首相が靖国参拝するのかどうかという内容が新聞紙面を賑わすのはもはや風物詩ともいえるが、ここで、このタイミングでこの内容の映画を作って堂々と公開しちゃうところは、宮崎駿の『覚悟』とでもいうのか、ジョジョ的に言えば『漆黒の意思』とでもいうのだろうか、とにかくその部分には強く感銘を受けた。実際に亡国のネット掲示板には宮崎駿の風立ちぬを見てショックを受けたなどのスレが立っているらしい。



作中では関東大震災のシーンがある。鑑賞する前に、試写会のレビューなどでも拝見したが、そのシーンは容赦ないほどの地震の描写がされていた。地面が大きく隆起し、化物のうめき声のような低い地鳴りが一層不安と恐怖を煽る、正しく圧巻の描写だった。


桑田佳祐がTSUNAMIというタイトルだから歌わないように気をつけるのは悪いこととは思わないが、3.11以降地震に対して過剰にナーバスになっている日本人にはいい薬だろう。

が、まぁ実際見てみれば別に戦争を迎合する内容でもなく、『紅の豚』のようにバンバンドッグファイトをするような内容でもなかった。(そこは少し残念だったけど) 
ストーリはー一貫して堀越二郎の半生であり、過去の戦争に対してどうのこうのという宮崎駿の個人的なメッセージは特になかったと思う。

ラピュタのようなワクワクするような冒険のシーンや、魔女の宅急便のようなハイテンションなクライマックスでもないので、見る人が見ればつまらなく映るような作品だと思う。崖の上のポニョよりも興行収入が多いというのは、マーケティングの力によるものだろう。

とはいえ、派手なCGやVFXなどの表面的なエンターテイメントを好まない(俺は大好きだけどもw)人であれば、決して鑑賞代が無駄に感じることはないと思う。





2013年3月6日水曜日

充実した休日

ここ最近、休日に出かけることがある。


散髪以外で、ちゃんと休日に用事を作って出かけることなど、ここ数年ほとんど皆無であったが、先日エヴァンゲリオンの劇場版を一人で見に行って以来、一人映画のハードルがさがったこともあったので、この度ガンダムUCのep6もこの勢いに乗じて一人で見に行ってみた。



それまでは、一人で映画を見に行くことに非常に抵抗を感じており、そのせいで見たいと思っていた映画をことごとく見逃していた。

そもそも、何を恥ずかしがっていたのだろうか?友達なんかどうせいないくせに。


だが、先日エヴァQを一人で見に行った時の衝撃と言ったらなかった。




一人で見に来ている男性の多いこと!



あー、みんなともだちいないんだなぁ、俺とおんなじなんだなぁ。



一人で映画を見に行くことが、世間ではこんなにも当たり前の事だったのかと痛感させられ、今まで一体何をしていたのかと考えを改めさせられた。



そのエヴァQの始まる前の公開予告ではガンダムUCの予告も流れたのだが、その大画面と大音響から奏でられる迫力は、とてもPCの小さな画面で体験できるものではなかった。

この予告編の段階で、ガンダムUCを見に来ることが確定していた。



そして、昨日。


二度目の一人映画である。


ネットで公開時間をしっかりと確認し、上映開始20分前についたのだが、なんとまさかの大盛況で席はほとんどいっぱいになってしまっていた。



 まぁ、まさかというのもちょっと違うのかも。ガンダムAGE




2013年1月18日金曜日

ジョジョの奇妙な冒険





これまでの人生で、3人の異なった人物から同じことを言われた。その3人は面識もなく、私のこれまでの人生の流れの中で巡りあった人物であり、その3人はお互いを知ることはないし、今後もないだろう。



2012年12月27日木曜日

三十路のおっさん デリヘル奮闘記 ~始動編~




つんく : じゃあリンちゃん、事務所あがってこようか~!




午前4時。




つんくに似たその男は、黒い受話器に向かってそう話すと、気遣いのない力加減で受話器を置いた。

10畳程度の狭い事務所に留まること8時間。
男性で喫煙者4人が一斉にタバコを吸い出すと、火災報知器がさどうしてもおかしくないぐらい、部屋は煙でいっぱいになる。昭和の雀荘でもここまでひどくはないだろう。
おっさん自身も喫煙者ではあるが、こんなに自由に仕事中にタバコを吸える環境出会ったことは今まで経験にない。そんな環境に憧れたことはあったが、この分煙のご時世にはあってないと思い、自分で運営した会社は完全分煙にしていたが、この事務所にそんな概念は存在しないということは、入室して10分で理解できることであった。
尚、それまで外の空気は一度も吸っていない。

そのつんくに似た男は目の前に置かれた4台の電話機を駆使して、ドライバーと女の子に明確且つ簡潔に、小気味よいテンポで的確に指示を出し続けていた。

おっさんはその様子を8時間近く、ただただすることもなく眺めることしかできなかったわけだが、度々出てくる女の子の名前に想像をふくらませていたことを隠すことはできない。


そもそも、ここはデリバリーヘルス。紛れもない風俗店だ。おっさんの想像では、仕事のない女の子が待機しているものと思っていたが、この店はそうではないらしい。
べつに在籍している女の子と仲良くなろうとか、親密な関係になろうなどとは露程も思ってはいないが、単純に自分の働く店の女の子がどんな感じなのかという興味はもちろんだが、それ以上にそれまで客としてしか接することがなかった風俗嬢の本当の顔が見られるのである。


つまり、デリヘルの店で働くことになったのだが、ここまで在籍している女の子を直接見ていないのである。時間にして8時間といったところか。


ガチャ・・・



ドアが、開いた。



室内の暖かい空気と入れ違いに、コンクリートに冷やされた12月の冷気と一緒に、『リンちゃん』と呼ばれた女の子が入ってきた--------





そもそも、である。
なぜおっさんがデリヘルの店で働くことになったのか。





遡ること24時間前。






おっさんは焦っていた。








それは焦りまくっていた。









5年勤めて、それなりに偉そうな振る舞いができていた会社を辞め、儲かるからと言われた出会い系サイトの会社を立ち上げ、見事に儲からず1年持たずして廃業。


残ったお金で3ヶ月ほどニート生活を満喫していたが、それほど多くはない貯蓄は瞬く間に底が見え始め、夢のようなニート生活はまもなく終焉を迎えようとしていた。


ニート生活の終焉がいずれ遠からず訪れることはおっさん自身も薄々理解してはいたが、何も対策をとっていなかった。めんどくさかったからな。


このニート生活のあいだに、次の就職先をだらだらとネットで探してはいたのだ。次の就職先は福利厚生がしっかりしてて、ボーナスの出る会社がいいな~週休二日のところがいいな~できれば17時に帰れたら最高だよな~あと有給がちゃんと取れるところだったら尚いいよな~なんてのんきなことを考えながら探していたが、高校中退でロクなスキルのない30代を雇用するような優良企業が果たしてあるのかどうか。
そんな会社があれば、よほど寛容なのか、ただのブラック企業のどちらかだが、きっと後者であることは間違いないだろう。


とはいえ、まともな就職をしたところで、即日に金が入るわけではない。最初の給料は働き始めた翌月の給料日になることは目に見えているが今のおっさんにそんな余裕はない。ミスミじいさんには申し訳ないが、今のおっさんに必要なのは未来への希望をつなぐ種籾ではなく、目先のタバコ代なのだ。



(参考画像)

明日よりも今日を生きることを考えなければいけなくなる前に、当面の生活費を確保する必要がある。そうなると当然日払いもしくは週払いが可能なバイトということになる。

そこで【名古屋 バイト 日払い】などの条件で、必死に求人サイトをおっさんは巡回した。Googleの1ページ目に出てくるバイトの求人サイトはすべて目を通した。

お?ここいいじゃん!と思ったら、5年働いてやめた会社だったりした。バイトとして戻るなんてありえねーだろ・・・。

結局応募したのは、時給1300円で日払いOKのコールセンターであった。なんでもインターネット回線を電話にてご案内するだけの簡単なお仕事なのだとか。おそらく、5年働いた会社と同じ業種なのだろう。幸いネット回線の知識も、電話営業のスキルも経験もあるので、おっさんにはもってこいの仕事だろうし、こんな経験者なら採用間違いないだろうと思い、余裕綽々で面接に臨み、1週間後に連絡しますとのことだったが・・・。




連絡がない。




まさかの不採用。




もっとも、実際に「不採用」という連絡があったわけではないのだけれど、面接から10日も経過している。採用されなかったと見ていいだろう。

ネット回線のコールセンター経験があり、且つ対面接用に体裁を取り繕う技術に関しては人一倍秀でている自信があったので、この結果は少々受け入れがたいものではあったが、気落ちしている場合ではない。なにせまもなくメシも食えなくなるのだ。モヒカンにしてトゲ付き肩アーマーで略奪に走るという以外に選択肢がなくなる前にどうにか手を打つ必要がある。


(モヒカントゲ付き肩アーマーで略奪に走る人々の図)


そんなある日の午前4時。


3ヶ月に渡るガチニート生活のせいで完全に昼夜が逆転してしまっていたおっさんは、このままのニート生活はやばいということを頭の片隅に置きつつ、いかにしてこの部屋を居心地のよい環境にしていくかということに注力しており、その過程で発見したPS3でHULUを見るという悪魔のような手法を見つけ出し、過去に一度見終わったLOSTを全シーズン見直すという暴挙に出始めた。

結末を知っているドラマも全て見終わった頃、同時進行していたバイト探しに異変が見られた。


【名古屋 高収入 バイト】で検索をしていると、夜の仕事専用の求人サイトを発見したのだ。


それまでなんとなく、夜の仕事だけは避けるようにしていたが、よくよく考えてみればこの状況であればもうプライドもクソもない、夜の仕事でもいいんじゃないかと思えるようになっていた。

この状況というのは

1.昼夜が完全に逆転しており、通常の生活に戻すにはどこかで無理をしなければいけない

2.できるだけ早めにお金がいる

3.給料は多ければ多いほどいい


という状況の中で

▼完全に夜間の仕事で、明け方まで

▼日払い可能

▼来るものは拒まない業界

▼プライドを捨てる必要がある分、給料は悪くない


という条件だ。現在のおっさんの生活と置かれている状況にはこれ以上ない条件である。なぜ今までこのことに気がつかなかったのか後悔したほどである。

こうなれば膳は急げ。早速電話をして面接を取り付けるほかない。


とはいえ、だ。



ここで急いては事を仕損じる。



これまでの人生で安易に仕事を選んで損をしたことは少なくない。とりあえず当面の生活費をなんとかしたいので、日払いのアルバイトでお願いしたいところだ。うっかり社員になって陽のあたる社会への帰還ができなくなってしまっては本末転倒だ。まっとうな会社への就職を視野に入れて、当面の生活費を稼ぎ、3ヶ月程度在籍して生活をある程度安定させた上での社会復帰。なので、当面の職に就くためのスピードはもちろん重要だが、ここは厳選する必要がある。

この求人広告も、ざっと目を通してみるとよく似た文言の求人ばかりである。系列の会社なのだろうかとも考えたが、そんなことは今はどうでもいいことだ。似たような文言は多いが、その中でも明確にアルバイトと記載されている会社にしておかないと離脱が難しくなるだろう。とりあえずはアルバイトと明記してある会社が1件だけある。もはや迷うことはなにもなかった。

電話をかけてみる。


おっさん: すいません、求人を見てお電話しているんですが・・・

 相手 : ああ!はい、ありがとうございます!いつ面接しましょう?

おっさん: わたしは(ニートなので)いつでも結構です。そちらのご都合の良い日時で構いません。

 相手 : そうですかー・・・えーと・・・明日とかなら大丈夫ですか?

おっさん: はい、ぜんぜん問題ありません(ニートなので)

 相手 : あ、いや、もしあれだった今日とかってどうですか?

おっさん: 僕としては早いほうがいいので、今日でも大丈夫ですよ(ニートなので)



・・・というわけで、電話をした当日に面接をすることがきまった。が、 おっさんもこの件に関してはそんなに驚いていない、というか最善の形になった。というか、この時点で採用されるだろうことをほぼ確信していた。



20時


とてもデリヘルの事務所が入っているとは思えない瀟洒な門構えのそのビルの入口に立っていた。あまりにも煌びやかな作りではあるが、それがかえって古めかしくも見えてしまう奇妙な建物だ。デリヘルの事務所どころか、普通の会社が入っていること自体も疑問に思える佇まいではあったが、伝えられた住所は間違いなくここである。

不安に思いつつエレベーターにのり、 伝えられた部屋号室まで行く。


ピンポーン



・・・はい



カメラ付きのインターホンから低い声で返事があった。


おっさん :すいません、本日面接のお約束をさせていただいているものなんですが・・・



 と、話しているうちにドアが開き、中へ招き入れられた。



およそ10畳ほどの空間の中央に、、デュアルディスプレイのPCと、複数台の電話機が無造作に置かれた向かい合わせの会議机を囲むように、3人の男が座っていた。


社長 : あー・・・どうもどうも。まぁ座ってよ。




小さな事務用の


2012年12月15日土曜日

過去との決着

Fを辞めてもうすぐ一年になるが、今でもあの会社のことを考える。

あの時のことをいまさら考えてどうなるものでもない。が、思考が勝手にそちらの方へ向いていく。するとイライラが止まらない。収まらない怒りで眠れなくなる。

でも、怒りという感情が湧き上がるということは、あの会社を辞めたことはしょうがないということではなく、あの会社に原因があったから辞めたということにしたいのだと思う。

もういい加減過去にとらわれてイライラしたくない。だからここで一度整理をして、過去のこととしてしっかりと清算しなければいけない。もう以前のように甘えることはできないのだから。



まず、自分があの会社で何をしたかったのか、どうなりたかったのか。
そう、役員になりたかったのだ。

でも、あの会社は営業会社だ。徹頭徹尾モノを売る会社だ。しかし、俺が営業をすることができなかった。

あの会社では、営業経験だけで言えば社長についで2番目に長い。無駄に長い。
しかし、布団屋の時からフレッツの営業、防犯カメラ、HP、電子ブレーカー、何をとっても営業で活躍することはなかった。毎度毎度、新しい商材に挑戦するたびに、「あの商材はダメだったが、今度はいけるかもしれない」と考えていどんできたが、ついに営業職で大成することはなかった。

あの会社をやめる直前、イーモバイルのブース販売              事業を立ち上げるので、それを任せるという話が回ってきた。全くの新しい事業だから、またほかの会社に潜入してそのノウハウを盗んで、1から販売方法を構築するというものだった。

しかし、その時の俺にそんなことをするモチベーションはなかった。

その時の俺は部下の昇進を妬み、それを隠してきた会社上層部のやり方に強烈な不満と不信感を持っていたのだ。

その状況で、自分にとって最も苦手意識の強い営業の仕事を一から構築して、自らも営業活動をし、組織化していくということをとても了承する気にはなれなかった。

なにより、営業をするのが嫌だった。獲得をする自信が欠片もなかった。

当時の専務にそのことを話はしたが、「それは営業じゃないから」という訳のわからない返答が帰ってくるだけで、なんの解決にもならなかった。営業じゃないとはどういうことなのか、獲得ができなくてもいいのかとつっこみたくなったが、しなかった。

・・・この調子で書き続けていたらいつ終わるかわからない。
結局、自分の