2017年12月6日水曜日

【前回のあらすじ】
銀河英雄伝説への欲求が抑えられない小生は、藤崎竜版の漫画を探し当てることに成功した。これまででている8巻全てをあっという間に読み終えてしまうほどの面白さに小生は感動を禁じえない。そんななか、この銀英伝漫画版にたどり着くにあたり、意外な事実を知ることとなるのだが・・・。

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アルスラーン戦記━━━━━━





以前から気にはなっていたけども、コレと言って特別マークをしていた漫画ではなかったのだが、ここにきて原作者が『田中芳樹』ということを知り、銀河英雄伝説のあまりの面白さもあって、「きになる漫画」から一気に「是非とも読みたい漫画」へとランクアップした。

そうでなくても、本屋さんでも目立つようにディスプレイされていることもあり、アニメ化までされているのできっと面白い漫画なのだろうとは思っていた。

が、しかし。

それでもこれまで読みたい漫画リストのなかに入らなかったのは、一つ明確な理由がある。



荒川弘だ。



アルスラーン戦記はこれまで、小生にとっては興味や関心がない漫画というわけではなく、正直に言ってしまえば避けていたといったほうがしっくり来る。
興味や関心のない漫画に対して、なぜ興味がないのか?ということに対して理由を説明することはできないか、このアルスラーン戦記に関しては「荒川弘が書いてるから」という明確な理由でもって読まずにいたのだ。


そう、この荒川弘といえば・・・。




日本の少年漫画史に燦然と輝く金字塔『鋼の錬金術師』の作者である。
押しも押されぬ超人気漫画。アニメ化された際も非常にセンスのいいオープニングに、作画等々もすばらしく、声優陣も豪華で大変人気の高い作品。ただし、この冬に公開される実写版はコレまでの鋼の錬金術師の素晴らしい功績に汚点が出来てしまうような気がしてならないのだが、それはまた別の機会に・・・。


この漫画が連載されていて、かつアニメも絶好調だったまさしくピークの時期、小生はその存在は知りつつも、吉宗のキーン!中毒の罹っており、それどころではなかった。

それ以後、「鋼の錬金術師って面白いの?」と、知っている人間に聞くと、聞いた人間全てが「え!?読んでないの!マジで面白いから読んだほうがいいよ!」と強く勧められる。

それから30歳を迎え、名古屋から岐阜県まで電車で通勤することになった小生は、その車内での時間を潰す為にipadで漫画を読むのを楽しみにしていた。
そこでふと、鋼の錬金術師を読んでいないことを思い出し、この機会にと思って読み始めた。

なるほど確かに面白い。

続きはどうなるのかと、次々と読みすすめてしまう。
電車の中での楽しみのはずが、家に帰って眠くなるまで読みすすめてしまう始末。
非常に面白い!なるほど、こんな面白い漫画を今まで知らなかったのは確かに損だった。

が、しかしである。


すべて読み終わったところで印象が変わる。


この漫画の最終回、非常に綺麗な終わり方をします。
全てが綺麗にまとまって、大団円でのハッピーエンド。めでたしめでたし、ってね・・・。

これまで読んできた漫画の中でも、これほど綺麗にまとまって終わった漫画があっただろうか。正直思い当たらない。
無闇に話を引き伸ばした挙句、連載打ち切りによる強引な終わり方という感じもなく、作者の構想どおりに終わらせられたと思う。(実際にはどうか分からないが)


そう、この綺麗な終わり方、どうにもコレに違和感を感じてしょうがないのである。
こんなことを言えば、もうどうしようもないひねくれものの天邪鬼と思われるかもしれないし、他でもない小生自身が「俺ってどうかしちまってるんじゃないのか?」と思うほどである。




しかし、どうにも納得ができないのだ。
 この綺麗過ぎる終わり方が!!
 


なにがどう気に入らないのか上手く説明できないし、いままでよくわからない終わり方をする漫画をたくさん見てきて「え?これで終わり?」とガッカリさせられたわけでもないのに、いったい何がきにいらないのか。綺麗に理想的な漫画の終わり方をみて何がきにいらないのか?・・・わからない。

だからもし小生に「鋼の錬金術師って面白いの?」ときくと、「まぁ、面白くないってことはないよ・・・」と煮え切らない返答をすることでしょう。

そう、この鋼の錬金術師がキライ、荒川弘がキライ!というわけではないのだけども、ハガレンの最後でそんな微妙な感じになってしまったことがあるので、アルスラーン戦記も銀の匙も、面白いとは聞くけどもなぜか手を出す気にはならなかったのである。

とはいえ、荒川弘の絵が嫌いなわけではないし、つまらない漫画家とは少しも思っておらず、むしろコレだけ話を綺麗にまとめられる凄い漫画家だと思っているぐらい。

それが、あの「田中芳樹」原作で、作画が「荒川弘」なら面白くないはずがないじゃないか!


というわけで、アルスラーン戦記。


読みます。




ちなみに、


荒川弘、「あらかわひろむ」って読むんですが、








女の人だったんですね。



結構驚いた。




以上

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